当神社は宇迦之御魂を主神とし、併せて天照大神を奉祀しております。
山城名勝誌に、「宇賀塚は九条の南、東洞院東、宇賀辻(現在の札ノ辻)にあり、土人云う判官塚の一町ばかり南なり」と誌されてあります。
また陶原月輪両塊門図に、「昔 藤原鎌足公(千三百年前)がこのあたりを遊猟中に金璽を得、後世この辺りに都が遷されて我が子孫亦繁富することを予知して、この金璽を蔵めたのが今の宇賀塚である。」と記載されてあるのをみても宇賀塚(宇賀神社)の由来は飛鳥時代や大津の宮の頃のものであって、京都の数多い神社の中でも極めて歴史の古いものであります。
鎌足公の没後百二十五年を経て、この予知のとおり都が京都に遷されて藤原一族が永く摂関家として要職を伝えたことは御神徳の顕れとみることができます。
祭神の宇迦之御魂神は五穀の神、産業の神であって、繁栄、福徳を招来し給う東九条唯一産土神として、古くから崇敬を集め、護持継承されて来ましたが、現今商売繁昌、家内息災、学徳成就、芸能上達、交通安全等に霊妙神通、霊験あらたかなものがあると信じられています。なお、当社の例祭は毎年九月に盛大に執り行われます。境内の大椋、銀杏の老木は樹齢五百年を超え、大椋は「京都市の巨樹名木」及び「京都市保存樹」に銀杏は「京都市巨樹名木」に指定されています。
桜以外にも御神木の椋の木があります。樹齢600年程で歴史があります。いまの季節はつるつるてんですがもう少しすれば葉がつくんでしょうか。
こちらが阿形
こちらが吽形、合わせて阿吽の狛犬です。魔除けのために置かれているそうです。
帰ろうかと振り返ると違和感を感じました。
ドアから出たら落ちてしまいます。元々なにか有った形跡はありますが・・・。神社には全く関係ありませけど。
9月にお祭りがあるようなので、どんな様子か見に来ようと思います。
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