教習所日記 #14|咆哮と共に、ついに卒検合格!おっさん、やったで!
ついにこの日がやってきました。
教習14日目、そして卒業検定当日。
不安があるとすれば…そう、やっぱり急制動。
40km/hをきっちり出して止まる、それが課題。
■ 試練の朝、静かな緊張感
集合は9時35分。
自分は後ろの方の順番で、待機中は周囲から荒い息づかいが聞こえてくる。
知らん顔はしてたけど、緊張が伝染してくる。
知り合いなら「落ち着けや!」と声をかけてたかもしれん。
目の前で検定中の人が次々に
一本橋で脱落したり、急制動でオーバー停止したり。
見れば見るほど不安が増幅されていく。
■ 卒検、ついに自分の出番
いよいよ、順番が回ってきた。
事前に何度も頭の中でコースをトレースしてきた。
バイクにまたがり、心で唱える。「落ち着け、全部やってきたことだ」
■ 想定外のハプニング:飛び出しに心の中で叫ぶ!
障害物の側方通過に差しかかった時、
なんと1段階の教習生が目の前に飛び出す!
「なんじゃボケ~!!」
心の中で叫びながらも、冷静に処理。
ここでパニックにならなかった自分を褒めたい。
その後も、クランクでバランスを崩しかけるなどの小さな危機は続いたが、
何とか立て直し、ついにラストの急制動セクションへ。
■ トラブル再び:他の受検者が前に割り込んできた!?
35km区間を走り出した瞬間、別の検定バイクが前に右折で割り込み!
「ぎゃ~~~っ!!!」
と叫びそうになるのをぐっと堪えて、
咄嗟にブレーキ。バイクがガクガクと悲鳴をあげる。
でも、こけなかった。これは奇跡。
■ 真の急制動:心の中で唱える合言葉
そしていよいよ、本当の急制動。
アクセルを開け、43km/hで突入!
「ニーグリップ…!ブレーキを絞るように…!」
頭の中で唱えながら丁寧にブレーキング。
今までで一番しっくり止まれた。
バイクをゆっくり停止させて、検定員に合図。
■ 合格発表:その言葉が聞きたかった!
採点室での時間がやたら長く感じた。
検定員が「ちょっとバイク動かしてくるね」と言って出ていく。
(……え?落ちたん?)
不安MAXの中、戻ってきた検定員が、ニコッとして一言。
「合格です!」
心の中でガッツポーズ!
いや、たぶん表情にも出てたと思う。うれしすぎた。
■ 合格したけど…課題も見えた
実は、一本橋とスラロームはタイムが足りなかったらしい。
でも、検定員からの言葉。
「実際の道路では何秒で通るとかないから、気にせんでええよ」
…沁みました。
■ ここで締めようか、いやもうひと声
今回、補習1時間、バイク転倒5回くらい。
それでも14日間で普通二輪を取得。
京都の教習所は料金も比較的安く、
正直ここまできっちりやってこの金額なら、コスパはかなり良い。
免許を取ろうか迷っている関西圏の人には、
「今からでも全然遅くないで」と伝えたい。
■ 教習14日目・まとめ
- 卒業検定を受験
- トラブル続出も冷静に対処
- 急制動、最高の出来でフィニッシュ!
- 一発合格、おっさんでもいけた!
お疲れ様でした、そして、おめでとう、自分!
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