京都市バス一日乗車券の歴史と終焉|500円から700円へ、そして廃止へ
かつて京都市バス一日乗車券は、市民や観光客にとって非常に便利な存在でした。
なんとたったの500円で市バス・京都バスが1日乗り放題。
それが……
- 2018年(平成30年)3月17日:600円に値上げ
- その後、さらに700円へ
- 令和5年(2023年)9月30日:販売終了
- 令和6年(2024年)3月31日:利用も終了
ノーマイカーデー、覚えてますか?
ほんま……
「ノーマイカーデーやからバスに乗ってね!」
って、あんたら市が一生懸命うるさく言うてたの、まだ覚えてますよ?
自家用車使うな、市バスに乗れと。
それが近年のインバウンド観光客ラッシュでバスが混雑しはじめたら、今度は
「混んでるからバスは避けて、地下鉄使って」
って……いやいやいや、どないやねん。
せめて京都市民くらいは、据え置きとか、ちょっとだけ優遇してくれても良かったんちゃうんかと思ったりします。
(まあ無理なのはわかってますけどね、ふふ。)
それでも…地下鉄は使いにくい!
東京や大阪と違って、京都の地下鉄は規模が小さいんですよ。
観光で地下鉄だけでは周りきれないことも多く、結局バスに頼る場面がほとんど。
通り名の唄に出てくるような東西南北をぐるっと回る「大外環状線」でも作ってくれたら、地下鉄もっと乗るんやけどなあ……。
そういう声、届けていきたいですほんまに。
おわりに|思い出として残しておきます
最終的には700円まで値上がり、令和6年3月末で完全終了。
でも、あの500円の時代に、バスだけで京都を1日巡れた日々を思うと、ちょっとした京都の幸せな風景でもあったのかなと。
もう手に入らない「市バス一日乗車券」。
このブログでは、記憶としてだけでも残しておこうと思います。
コメント