沙沙貴神社の御朱印と男石・女石 ― 縁を結ぶ静寂の社

沙沙貴神社御朱印

全国の佐々木さん、ご注目

佐々木源氏の氏神として知られる「沙沙貴神社(ささきじんじゃ)」を訪ねました。
僕の家系は佐々木姓ではありませんが…気にしない、気にしない。

沙沙貴神社楼門

楼門の脇に目を引く石が――これは「男石(おのこいし)」と呼ばれる神聖な石だそうです。なるほど、名前に納得。

男石

もちろん「女石(おみないし)」もありました。形にもどこか想像力をかきたてられる趣があります。

女石

この二つの石にはちょっとした試練があります。
男性は男石から女石へ、女性はその逆に、目を閉じて歩いて行くのです。
見事たどり着ければ良縁に恵まれるとか。ロープが張ってあるので裸足で慎重に歩けばゴールは見える!
そのやさしさに神社の思いやりがにじみます。

男石から女石

京都・地主神社にも似たような縁結びの試みがありますが、こちらは人も少なく、静けさの中で心を整えられます。

「夏越の大祓」に出会う

訪れた日は6月30日。「水無月 夏越の大祓」の神事がちょうど行われていました。

茅の輪くぐり

茅の輪くぐりをして、半年分の穢れを祓い、新しい気持ちで残りの半年を迎えます。

本殿

乃木将軍ゆかりの地

乃木将軍お手植えの松

境内にはあの「乃木希典将軍」お手植えの松が!
その近くに乃木さんの言葉が掲げられていました。

吾々人間は祖先が本である
その本を忘れてはならぬ
本乱れて末治まるものはない

…この言葉、胸に刺さります。

乃木さんのお言葉

見どころ、まだまだあります!

境内にはほかにも多くの神社があります。影友稲荷神社・加茂社・愛宕社・祇園社・少童神社などが静かに鎮座。

その他境内社

十二支の像も勢ぞろい。

十二支像

勾玉が祀られており、神秘的なパワーを感じます。

勾玉

「願かけ石」では、子どもの受験合格を願ってきました。

願かけ石

絵馬殿と神代文字

絵馬殿

芸術的な奉納物が集う「絵馬殿」。
神代文字も発見!まさにミミズが這ったような字。これはこれで神秘的。

神代文字

御朱印いただきました

沙沙貴神社御朱印

楼門の文字と同じ書体が使われており、これはスタンプ式の御朱印です。

楼門アップ

アクセス情報

公式サイト:https://sasakijinja.or.jp/

名称沙沙貴神社
住所〒521-1351 滋賀県近江八幡市安土町常楽寺一番地
電話0748-46-3564
アクセスJR琵琶湖線「安土駅」より徒歩15分
駐車場境内に数台分あり
拝観料無料

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