台風で折れた「ド根性桜」が満開に──桂川河川敷で見た“春の奇跡”
転職活動中で、一次面接は電話が多かったこともあり、最近はずっと家にこもりがちでした。そんなとき、お昼のワイドショーや夕方のニュースで話題になっていたのが、京都市南区・桂川河川敷のド根性桜。
なんと、前年の台風21号で根元から折れてしまった桜が、翌年の春に満開の花を咲かせたのです。
SNSでも「ド根性桜」として話題になっており、「それは見ておかねば」と、運動がてら現地へ足を運びました。
昨年も、ほぼ同じ場所を訪れていました。
今回はそのときより少し北側。見えてきました……。
折れても咲く、まさに「ド根性」な桜。折れた幹の根元から枝を伸ばし、見事な花を咲かせていました。
中には、ちょっと元気がなさそうな桜も。こちらも“がんばれ桜”ですね。
現地ではカメラを構える人たちが多数。テレビやSNSで話題になっていた効果もあり、注目度の高いスポットになっていました。
周囲の菜の花も春らしい彩りを添えてくれました。
今はもう見られない光景──撤去された“ド根性桜”
このド根性桜は、残念ながら現在はすでに撤去されています。
満開の花を咲かせ、多くの人の心を打った姿は、今では記録の中だけとなりました。
「折れても咲く」という命の力強さを体現した、あの春の光景は、まさに一瞬の奇跡でした。
地図で言うとこのあたりでした(※現在は桜の木はありません):
まとめ:ド根性と、あの春の記憶
台風で折れた木がなおも咲く姿に、「自分もまだやれる」と思わせてくれたド根性桜。
転職活動で気持ちが沈みがちだった時期に、この花に力をもらった気がします。
またあの春のような、前向きになれる風景に出会えるよう、歩いていこうと思います。
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