京都が舞台の漫画『はんなりギロリの頼子さん』と伏見稲荷の思い出

京都が舞台の漫画『はんなりギロリの頼子さん』と伏見稲荷の思い出

京都を舞台にした小説やエッセイなど、時おり手に取るのですが、今回はたまたまKindle Unlimitedで『はんなりギロリの頼子さん』第1巻を見かけました。表紙には伏見稲荷の千本鳥居。これは京都の話かな?と思い読んでみました。

作者は「あさのゆきこ」さん。やはり京都ご出身のようで、ブログ(そんなつもりじゃなかったんです)も運営されています。

京都に住んでいると「わかるわー」と思うような日常が描かれており、地元民にはもちろん、観光で訪れる方にも楽しめる作品だと思います。

東本願寺の堀に魚を“逃し”に行く話や、掃除の作法、舞妓さんとの距離感など、細やかな描写に共感しました。

ゼノン編集部》でも読むことができるようです。
また、サイン会なども開催されているようなので、タイミングが合えば紙の本も購入してみようと思っています。

伏見稲荷と自分とのつながり

表紙の千本鳥居が目に入って思わず手に取ったのは、やはり伏見稲荷が昔から身近な存在だったからかもしれません。
京都市南区は伏見稲荷大社の氏子地域で、僕自身も、そして子どもも七五三は伏見稲荷でお世話になりました。
それ以外にも、初詣やちょっとした節目のたびに足を運んでおり、今でも何かと“お稲荷さん”にはお世話になっています。

また、今はなき伏見工業高校に友人がいたこともあり、当時はよく夜の千本鳥居で待ち合わせて、ただしゃべるだけの時間を過ごしていました。
今では夜でも観光客の姿を見かけますが、当時はそんな時間に人影はほとんどなく、灯籠の明かりだけが静かにともっていました。

そんな思い出があるからこそ、この漫画に自然と引き込まれたのかもしれません。

関西テレビでドラマ化も

なお、この作品は関西テレビで全4回のドラマとしても放送されていたようです。僕は完全に見逃していましたが、GYAO!で配信されているとのことなので、あとで視聴してみようと思っています。
見逃した方や、関西圏以外の方も、よろしければぜひ。

京都出身タレントといえば

最近は、京都出身のタレントといえば横山由依さんが有名かもしれませんが、僕としては安田美沙子さんの印象が強いです。
それはたぶん、チュートリアル徳井さんが彼女のモノマネをしていたのが妙に記憶に残っているからだと思います。

▶︎ しゃべくり007 徳井 安田美沙子モノマネ(YouTube)

それともうひとり、京都出身といえば中村玉緒さん。あの独特の間と、品の中にある“おとぼけ感”がたまらなく好きです。
バラエティ番組で、誰もが気をつかうような空気をふんわりと崩してしまうあの感じ──なんというか、「京都のおばちゃん代表」みたいな親しみを感じてしまいます。

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