普通の生活って何だろう。糖尿病と向き合いながら考えたこと

散歩する男性

普通の生活って、なんだろう?

糖尿病になってから、いろんな本やサイトでよく見かける言葉があります。

「血糖値をコントロールして合併症を防げば、普通の生活が送れます」

……でも、「普通の生活」って、なんなんでしょう。

食事は好きなように食べられない。何を口にするか、常に気をつけないといけない。 それだけじゃ足りないから、歩きましょう。走りましょう。筋トレも週に3回できれば理想。

そんな毎日を続けながら、ふとした体調の変化に過敏になってしまう自分がいる。

最近も、右目の調子が悪くて、このまま見えなくなっていくんじゃないかと不安になる時もある。

それでも、これが「普通の生活」なんだとしたら、ちょっと辛い。 普通の基準が、だんだん自分の中で分からなくなってきました。

――と、ここまで書いたのは2013年。今読み返してみると、自分でも驚くほど真剣に糖尿病と向き合っていたことが伝わってきます。 当時は毎日の運動、食事管理、数値の記録にもきちんと取り組んでいて、血糖値やHbA1cも胸を張れるレベルにまで改善できていたなと思います。


※この記事は2013年に書いた日記を、2025年に加筆・修正したものです。

コメント

  1. 嵯峨 より:

    わたくしは糖尿病で妻は正常です。
    妻は健康のために食べ物にとても気を使い、体重をキープし、スポーツクラブには週5回通っています。
    よくやるよなあと感心しながら運動もせず食べたいように食べてたわたくしは糖尿病になり、妻と娘に自業自得と言われました。
    普通の生活は妻のように節制する生活なんだと思いますよ。

  2. やす より:

    はじめまして。
    コメントありがとうございます。
    節制する生活が普通な生活と思える様に
    意識改革しないといけないですね。
    頭では理解していても、感情が拒否しようとするんです。
    今でも、たまたま発覚時の数値が悪かっただけで
    本当は糖尿病は治っているじゃないかと妄想
    する事があります。往生際が悪いんです。(笑)

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