教習所日記 #5|ATバイクの洗礼と、無理ゲーなシミュレーター
ついに教習5日目です。
今日は技能教習に加え、シミュレーター教習も行いました。
普段のMT(マニュアル)とは違って、今回はATバイクの体験ということで、いつもと違う緊張感が漂います。
■ 技能教習|ATバイクに乗る
まず乗った瞬間の感想。「…なんか、でかい!」
実際ちょっと大きくて、想像以上に重い。
しかも、いきなりバランスを崩してガシャン。
まさかの教習開始早々に転倒してしまいました。
指導員の方がダッシュで駆け寄ってくれて、「大丈夫ですか〜?」と声をかけてくれたんですが、
もうこっちは気まずさ全開。
気持ちも凹みます。
その後は、発進と停止の練習、25km/hほどのスピードでの周回、
さらには低速での後輪ブレーキを使った旋回や、一本橋の練習も含めて何周も回りました。
ただ、一本橋ではまたもや失敗。
ATバイクの特性にまだ体が対応しきれず、再び落ちてしまって転倒…。
「なんでこんなにうまくいかんのや…」と、軽くショックでした。
歳のせいにしたくないけど、ふと「老い」の2文字が頭をよぎって、
正直少しだけネガティブな気持ちに。
▼ ATバイクの印象
MTと比べてATは…とにかく乗りにくい!
車ならATは楽だけど、バイクはMTの方が圧倒的に操作しやすいというのが今日の結論です。
たぶん、間違ってないと思います。
■ シミュレーター教習|落語家ボイスと無理ゲー
後半はシミュレーター教習へ。
内容は主に急制動やカーブ走行の体験で、
・スピードを変えてカーブを走る感覚
・カーブ中にマンホールを踏んだときの挙動
・トンネル直後の横風
・二人乗り時の安定性
など、現実ではちょっと怖くてできないような状況を体験できました。
指導員の方の語り口がどこか落語家のようで、
ユーモアと安心感があって、思わず笑ってしまいました。
(とはいえ、内容は全然笑えないくらい難しかったけど)
▼ 無理ゲー感、すごい
ぶっちゃけ、シミュレーターでは事故りまくりでした。
急制動のタイミングがつかめなかったり、カーブで突っ込んだり…
まるでゲームのハードモードを初見プレイするかのような難しさ。
「これ、実際だったら即、病院送りやろ…」と、思わずゾッとしました。
■ 今日感じたこと
- ATバイクは重くて難しい。苦手意識が芽生えた
- 少し自信が出てきたタイミングで砕けたのは逆によかった
- おっさん感が自分でもヒシヒシと…
でも、ここで調子に乗らずに済んだのは、ある意味「教習バイクからの喝」かもしれません。
バイクだけに…ブンブン。
■ 教習所5日目・まとめ
- ATバイク初体験(転倒2回)
- 発進・停止・旋回・一本橋の練習
- シミュレーターでの急制動とカーブ体験
教習は順調じゃない。でも確実に、自分の中で「なにか」が変わり始めています。
焦らず、慎重に。明日も安全第一で!
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