京都御所で高御座を拝観|延期されていた一般公開に行ってきました
天皇陛下のご即位にあわせ、京都御所で「高御座(たかみくら)」等の特別展示が予定されていましたが、新型コロナウイルスの影響で延期されていました。
しかしついに一般公開が実施されることになり、現地を訪れてまいりました。
清所門から入場し、順路に沿って歴史的な建物や展示をめぐる中で、高御座をはじめとする貴重な文化財を間近に見ることができました。
感染対策もしっかり施されており、天気にも恵まれた気持ちの良い参観となりました。
御所に来るとやっぱり心が落ち着きます。
一般参観の詳細は宮内庁公式サイトをご確認ください。
整理券を受け取り、いざ京都御所へ
まずは清所門で整理券を受け取り、検温・手指の消毒をしてからの入場です。

御所の門をくぐり、見どころを巡る
順路に沿って進んでいきます。天候にも恵まれ、御所の空気をたっぷり味わえました。

宜秋門(ぎしゅうもん)です。落ち着いた門構えが印象的。

御車寄(おくるまよせ)も堂々たる構えです。

月華門から高御座の展示へ
ここからいよいよ展示エリア。月華門を通って中へ入ります。

展示パネルギャラリー
↑クリックで拡大表示できます。
紫宸殿にて高御座を拝観
承明門から紫宸殿が見えてきました。

日華門を抜けると、ついに紫宸殿へ。正面には高御座が据えられています。

紫宸殿の全景です。近づいてみるとその格式に圧倒されます。

高御座の様子。遠くて細部は分かりづらいものの、歴史の重みを感じます。

工事中の清涼殿と小御所の展示
清涼殿は工事中で仮設の通路を歩きます。通路にも感染対策が施されています。

小御所では、即位に関わる威儀物の展示が行われていました。

こちらは即位礼正殿の儀で着用された衣装のレプリカ。伝統と格式が漂います。

御苑の自然とアオサギの発見
御所の敷地内で、偶然にもアオサギに遭遇。歴史と自然が共存する空間です。

最後に、御苑の広々とした風景を見ながらしばしの癒しタイム。

あとがき
展示パネルの量も多く、じっくり見て回るにはなかなかの時間が必要ですが、貴重な文化財や建築を間近に見ることができ、心に残る体験となりました。
なお、写真の傾きは…過去にカメラを落とした影響かもしれません(笑)。腕前はともかく、記録として残しておきたい大切な1日となりました。
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