空也の滝へ、たぬきの親分に挨拶して出発
愛宕神社、月輪寺の参拝を終え、駐車場の時間にまだ余裕があったので「空也の滝」へ向かうことにしました。
道中で見かけた、たぬきの親分にご挨拶。
案内が少なくてちょっと不安になる
空也の滝へ向かう道は少しわかりづらく、月輪寺から降りてきたルートだとこの案内板も見落としがち。
道中は坂がきつく、足も疲れていると余計に応えますが、清らかな水の音と空気に癒やされながら進みます。
八大龍王の鳥居と狛犬たち
やがて現れる「八大龍王」と書かれた鳥居。民家のような軒先を進むような道に一瞬迷いますが、そのまま突き進んでOKです。
よだれかけをつけた狛犬たちが出迎えてくれます。清潔感があって美しい姿です。
ついに到着、神聖なる空也の滝
崩れかけの鳥居を抜けた先に、ついに空也の滝が現れます。その姿に「おおっ!」と声が出ます。
不動明王と鬼たちの石像
滝のそばには不動明王の像があり、さらに奥には役行者と前鬼・後鬼の石像が並びます。鬼たちの表情がリアルで、少し怖いほどの雰囲気です。
実際に修行もできる!?
案内板によれば、他人に迷惑をかけなければ滝行の修行もできるとのこと。
自分もいつか、暖かくなったらここで禊をしてみようかと思いました(寒い時期は絶対倒れそうなので)。
空也とは?
空也は平安中期の僧で「市聖(いちひじり)」とも称され、念仏の祖とされる存在。庶民への布教や鎌倉仏教に多大な影響を与えた人物です。
禊とは?
禊(みそぎ)は神道における「不浄を祓う」行為で、滝や川で身を清める修行の一種。夏の季語としても使われます。
神聖な空間と癒しの滝、空也の滝はおすすめ!
少しアクセスは分かりづらいですが、愛宕山参拝のついでに立ち寄れる神聖な滝。心身ともにリフレッシュできる場所でした。
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