伏見稲荷御旅所でいただけるレアな限定御朱印(5月3日まで)
伏見稲荷の氏子として、念のため自分の足で確認してきました。
期間限定で頒布されている伏見稲荷御旅所の御朱印。まだまだ知られておらず、現地に訪れる人も少ないとのことで、かなりレアな一枚と言えるのではないでしょうか。
本当は神幸祭(4月22日)のときにお参りしたかったのですが、あいにく体調を崩してしまい、断念。情けない限りです……。

僕が子どもの頃も、僕の子どもが小さい頃も、御旅所の周りには屋台がぎっしり並んでいました。今はスカスカでちょっと寂しい……。
社務所の方に伺ったところ、少子化の影響や、近隣の小学校が「子どもだけで御旅所に行くのは禁止」と指導しているとのことで、屋台の数も自然と減ってしまったそうです。
昔は水飴の屋台で曜日ルーレットがあって、「日曜日」に止まると当たり! 水飴が2本もらえるのが楽しみで仕方なかった……懐かしいですね。

現在、五基の御神輿が御駐輦(ごちゅうれん)されており、静かで厳かな空気が漂っています。

こちらは中ノ社(西九条)の御神輿。

念願の御朱印もいただきました。御旅所の御朱印が始まって今年で3年目だそうです。京都市内の方でも前を車で通るだけで、実際に訪れる人は多くないとか。やはり、今のうちにいただいておきたい一枚です。
アクセス情報
名称 | 伏見稲荷大社御旅所 |
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住所 | 〒601-8416 京都府京都市南区西九条池ノ内町98 |
電話番号 | 075-681-2616 |
交通 | JR京都駅より徒歩約10分/近鉄「東寺」駅より徒歩5分/市バス「東寺道」すぐ |
駐車場 | なし |
拝観料 | 無料 |
参拝のあとは、変わらぬ癒やし「日の出湯」へ
伏見稲荷御旅所の御朱印は期間限定ですが、御旅所のすぐ近くにある銭湯「日の出湯」は、変わらぬ日常の癒やしとして今日も静かに暖簾を掲げています。
1949年(昭和24年)創業、脱衣場の建物は1928年(昭和3年)築という老舗銭湯で、今なお昭和の面影が色濃く残るレトロな雰囲気が魅力。番台やタイルの浴槽、籐の床の脱衣場など、どこを見ても「これぞ京都の銭湯」とうなりたくなる空間です。
2010年公開の映画『マザーウォーター』では、京都の日常を描くシーンのロケ地にもなりました。
お参りや御朱印巡りのあとのひととき、旅の余韻に浸りながら、ちょっと昔にタイムスリップするような湯あみもおすすめです。
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