12年前、糖尿病をきっかけに走り出した|全国女子駅伝を観てハーフに挑戦しようと思った日
この記事は2013年当時の記録をもとに、12年後の今、あらためて自分の足跡として残しているものです。
糖尿病と診断され、運動療法の一環として走り始めてから、 これまで全く興味のなかったマラソンや駅伝に、少しずつ関心が湧いてきました。
そんな中、京都・西京極で開催された「全国女子駅伝」を実際に見に行ってきたのが、この日の出来事。

神奈川県チームは区間賞こそ1人だけだったものの、安定した走りで大会新記録を達成し、見事に優勝。 その姿に胸が熱くなりました。
一方、地元・京都チームは残念ながら9位と入賞を逃し、注目選手の野口選手も欠場…。 地元民としては少し悔しい気持ちもありました。
そんな選手たちの姿に刺激され、僕も「走る」ということをあらためて見つめなおしたのを覚えています。
当時の僕は、トレッドミルで時速8〜9kmのスピードで3分間走るのがやっと。 それでも少しずつ距離を伸ばして、いつの間にか1時間走れるようになっていました。
「よし、次はハーフマラソンに挑戦してみよう」 そう思ったのは、この女子駅伝を観戦したのがきっかけだったと思います。
ただ──
結論から言えば、この挑戦はうまくいきませんでした。 実はこのあとも含めて、僕はハーフマラソンに“3度挑戦しようとして、3度断念”しています。
でも、この時期がいちばん走れていた。 若く、前向きで、糖尿病と本気で向き合い始めたタイミングだったと思います。
2025年の今、あらためてその頃の記録を振り返ることで、 また少し、走り出す勇気をもらえる気がしています。
次こそは、ちゃんと走りきりたいですね。
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