きっかけは「たぶんもう次の万博は生きてないな」と思ったから
正直、行くつもりはなかったんです。
でも気がついたら「夏パス」を買ってました。
理由は単純。「次に日本での万博があったとしても、自分もう生きてるかわからんやん」と、人生の終焉の片鱗を感じてしまって。
入場までにすでに疲労…東ゲートで30分待ち
駅から改札に向かうと、早速人の波。
東ゲートに着いたはいいものの、時計を見ると入場まで30分以上かかる混雑。
とはいえ、暑さ対策はそれなりに準備して行きました。
水分たっぷり持参+塩分タブレット+首に巻くタオルに加えて、日焼け対策で長袖。
これが意外と快適で、直射日光もそこまで気にならずに済みました。
汗はもちろん止まらんかったけど、対策なしで来てたら確実にバテてたと思います。
ちなみに、今回首に巻いてたのはこういうタイプのタオル ↓

あと、炎天下で地味に助かったのがこれ。
並んでる時とかに口に放り込むだけでちょっと復活します。

並んでいたときに流れた迷子アナウンス
そんな中、場内アナウンスで聞こえてきたのが「迷子の呼び出し」。
あかばね あおと君…いや、赤か青かどっちやねん!と心の中でツッコミ。
※名前は少し変えています。
ふと、かつて自分も前の大阪万博で迷子になったと親に聞かされた記憶を思い出しました(本人は覚えていない)。
当日予約は“〇でも取れない”謎仕様
アプリを見ると「〇」「△」が並んでいて一瞬希望が見えるが、実際には全然予約できない。
結局、事前も当日も予約は全滅。気を取り直して、空いてる国を優先的に回る方針に切り替え。
ランチで財布にダメージ:ビール込みで7,720円!
ステーキランチとハンバーグランチ、そしてビール×2で合計7,720円。
ご飯はぬるいし、スープもぬるい、サラダの食器はぬるぬるの“さんぬる”状態。
さすがに観光地価格とはいえ、心の中でちょっと暴れました。
空いてる国を中心に攻める:スペイン・チェコほか
スペイン館は30分並べば入れるレベル。
そのほか、チェコ、セネガル、チリ、モザンビークなども人が少なくスムーズ。

バングラデシュ系の展示。空いていて、ゆっくり見られた。

セネガル館。文化やリズム感が溢れていて興味深かった。

チリ館。

チリ館の中にあった展示物。誰?

モザンビーク館。素朴ながらも味わい深い展示が並んでいた。
個人的に刺さった展示あれこれ

輪島塗の地球儀。静かで落ち着いた空間、どこ行ってよいかわからずとりあえず入りましたが穴場でした。

なぜか撮ってしまう“みゃくみゃく”。なんとも言えん存在感。

ガンダムはやっぱりカッコいい。世代超えて人だかり。

「空飛ぶ車」…どこが車やねん、って真顔でツッコミました。

ITがんばってる系展示。ITは個人にも、国家にも夢がある。
ベンチでひと休みしてから、大屋根リングを1.5周
まずはベンチで小休止。そこから気を取り直して大屋根リングを1.5周。
いい運動にはなったけど、やっぱり足が棒でした。
この日、万博会場で歩いた歩数は約25,000歩。もう修行の域です。
夜のショーと花火…からの悲報:写真なし!
夜のショーも花火も見た。感動した。
でもカメラの充電が切れてた。痛恨のミスで写真ゼロ。
せめてもの記録として、心に焼きつけることにした。
晩ごはんは京都の「や台ずし」へ。そしてまた万博へ
万博から戻って、晩飯は「や台ずし」。
ビール三杯、ハイボールにサワーまで飲んで、寿司もたらふく食って7,378円。
万博ランチとほぼ同じ金額やけど、これはこれでネタになったな〜(寿司だけに)と笑いながら、
万博の感想をあれこれしゃべってました。
やっぱり万博、来てよかった。
やっぱり万博という空間には力がある。
パビリオンのスケール感、普段見られない国の展示、そして「世界がここにある」という実感。
正直、思っていた以上に楽しめたのも事実です。
始まる前は、ニュースなどでネガティブな報道も多くて「どうなんかな…」と半信半疑でしたが、
実際に来てみて、その考えは一気に吹き飛びました。
来てよかった。そう思える一日になりました。
しかも今回は時間も限られていたし、行けなかった国も多かった。
アメリカ館のあの行列を見て、「やっぱり行ってみたいな」と思ったのも正直なところ。
せっかく夏パスを買ったので、また8月中にもう何度か来ようと思っています。
次回は、もっと計画的に、もっとしっかり見て回るつもりです。
(歩いてばかりで糖尿病患者すぎるのは、ちょっと控えめに…)
今回の記事が、誰かの参考になれば幸いです。
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