今年も泉山七福神へ|いつもと違う、静かな巡礼
今年は行こうか迷ったのですが、毎年の恒例行事でもあり、よほどの荒天でなければと思い、数日前に参加を決めました。
出発前に泉涌寺の公式サイトをチェックすると、コロナの影響で接待や吉兆授与の形式が変更されているとの案内が。福笹への吉兆の取り付けも行われないようでした。
がらんとした即成院
10時40分ごろ即成院に到着。例年ならテントが並ぶ場所には看板が立っているだけで、一見すると開催しているのかも分からないような雰囲気でした。
境内に入っても人はまばらで、昨年の賑わいとは対照的な光景が広がります。
接待のカタチも変化
各寺院での接待は中止。即成院では小豆粥の“素”の接待がありましたが、他寺院のお茶などの提供はありませんでした。
この日の京都の最低気温は -1℃。手水鉢の水も凍っていました。
御朱印を逃した悔しさ
愛染明王の御朱印も授与されていましたが、今年は「ないだろう」と思い込んでいて御朱印帳を持っていなかったのが悔やまれます。
幼稚園のバザーも中止
泉山幼稚園のバザーも中止に。ここも毎年にぎやかだった場所です。
子まもり大師に、今年もお参り
うちの子も成人しましたが、まだ学生ですので今年もお参りをさせていただきました。
来迎院から泉涌寺へ
来迎院の階段を久々に登ると、ちょうどツアーの団体さんが来られて少し賑わいが戻ってきました。
泉涌寺に入ると福笹授与所があり、福笹と吉兆のセット(3,000円)を頂きました。これ、今後もこの方式でいいかも。
雲龍院と悲田院
大黒天(雲龍院)の場所も例年と違っており、うどんの提供もありませんでした。
悲田院から見る京都市内の眺望が好きで、ここは私のお気に入りの場所。甘酒の接待は今年もありませんでした。
最後は辨慶うどんへ
最後に法音院でお参りを済ませ、京阪五条まで歩いて「辨慶うどん」で遅めの昼食をいただきました。
今年はコロナの影響で例年とは違う形式の七福神めぐりとなりましたが、静かな中で落ち着いてお参りできたのはある意味よかったのかもしれません。訪れる人も例年の2割ほどの印象でした。
ちなみに、オンラインでの授与も1月末まで対応されていたようです。
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