《完結編⑯》吉祥院天満宮|京都最古の天満宮でフィナーレを飾る

吉祥院天満宮御朱印

吉祥院天満宮|京都最古の天満宮でフィナーレを飾る(京都十六社朱印めぐり⑯)

ついにラスト、第16社。南区の吉祥院天満宮で締めくくります。

1日目はスクーター、2日目はバスと徒歩、3日目は自転車──そして最後は、車で向かいました。

この吉祥院天満宮は、菅原道真公の生誕地と伝わる、いわば「元祖」天満宮。学問の神として全国に名を馳せる北野天満宮よりも早く創建された、まさに由緒正しい神社です。

それでも合格祈願などでは北野天満宮の方が有名かもしれません。 しかしここには、「始まりの地」としての重みと、静かな誇りが漂っています。

これが南区以外にあったなら──もうそれは「たいそうな神社」になっていたであろうことが、想像に難くありません。

そしてここで、ひとつの区切りが訪れました。 そう、十六社朱印めぐりは「南区で始まり、南区で終わる」という巡礼構想を見事に達成したのです。

吉祥院天満宮 正面

境内に入るとまず迎えてくれたのは、なんとも不安そうな顔の羊像。

…いや、ちょっと待てよ? その表情、もしかして 「南区民って、だいたいこんな顔してるやろ」ってディスってない?

――と、勝手に妄想してしまうのも南区愛ゆえです。

吉祥院天満宮 羊像

さらに馬とキティーちゃんの意外な共演に、思わずクスリ。

馬とキティーちゃん

学業成就にまつわる「硯之水(すずりのみず)」で心を清めます。

硯之水

本殿です。天神様、かわいいです。

境内

御朱印は、悪しきものを退けてくれそうな、力強い印象でした。
下のスタンプ、いちばんかっこいいと思いません。(南区ひいき隊の意見です。)

御朱印

干支の置物も授かりました。予想以上に立派で嬉しい記念品です。
かわいない?気に入りました。

干支の置物

あとがき

この4日間で巡った距離は約85km。
スクーター・バス・自転車・車と手段を変えながら、京都の十六社を一つずつ踏破しました。

初めての場所も多く、普段通らない道、見たことのない景色に出会えました。
まさに「朱印」と「自分の足」で刻んだ、記憶に残る旅でした。

そして、南区で始まり、南区で終わるという構成で完結できたことにも、深い満足感があります。

またいつか、ふと思い立って再び巡る日が来るかもしれません。
そのときはまた、新しい発見が待っているはずです。

▶ 吉祥院天満宮を訪れた別日の様子はこちら

アクセス情報

名称吉祥院天満宮
住所〒601-8331 京都市南区吉祥院政所町3
電話番号075-691-5303
交通JR西大路駅より徒歩約15分 / 市バス42・43系統「吉祥院天満宮前」徒歩約3分
駐車場あり(境内に数台分)
拝観料無料
公式サイトなし

関連リンク

※ 京都十六社の御朱印はすべてスタンプ形式です。
筆書きはありませんが、巡った証としてしっかり印が残ります。

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