教習所日記 #9|頭が混乱してきた…卒検へのプレッシャー
今日は2時間連続で乗車。
内容は濃いのに、頭が追いつかない。まさに情報量ラッシュの一日でした。
■ 1時間目:カーブ特訓と実戦的シミュレーション
午前中のテーマはカーブ走行。
まずはいつもの教習所のコース内で、同じカーブを速度別(15km/h、20km/h、25km/h)で何度も繰り返し走行。
「速度が上がるとこうも違うか」と実感させられた。
さらに、カーブ中に後輪ブレーキを使ったときの挙動、カーブ先の障害物を回避する体験など、ただ曲がるだけじゃない“リアルなリスク”に触れる内容でした。
マンホールが間隔を空けて配置された簡易スラロームもあり、ライン取りが狂うと結構グラつく。
「これが本当の公道だったら…」とゾッとしました。
■ 確認・合図・ミラー…頭が混乱
続いては、確認と合図の徹底練習。
これが本当にややこしい!
「ミラー → 目視 → 合図 → 3秒 → ミラー → 目視 → 進路変更」 「踏切では左右確認、シフトダウン禁止」 「ウインカーは3秒前」
頭ではわかってるのに、同時にコースの指示も考えなきゃならなくて、完全に脳内パンク状態。
終わってから指導員さんに「まあまあじゃないですか」と言われたけど、
もう少し余裕を持ってこなせるようにしたいところ。
■ 2時間目:事故パターンの知識と復習
午後は事故のパターン解説と実技の復習。
右直事故、巻き込み、すり抜け時の接触など、ありがちなバイク事故の典型例について学習。
指導員:「バイクは小さいから車の運転手は距離感を間違えるんですよ」
…と言われたけど、自分の運転ではあんまりそう感じたことなかったなぁ。
でも、高速道路でいきなりバイクが現れてビビった経験はあるから、確かに目に入りにくいのかもしれない。
そのあとは、一本橋、スラローム、S字、踏切通過などこれまでのメニューを反復練習。
変に失敗することもなく、流れるようにこなせたと思います。
■ 「卒検コースを覚えておいてください」
この日、指導員さんから2回も言われました。
「卒検のコース、覚えておいてくださいね」と。
この一言が地味にプレッシャー…。
あと5時間。うち4時間はコースに出ることになる。
「このまま行けば…たぶんいける」と自分に言い聞かせながらも、急に卒検の二文字が現実味を帯びてきて、一気に緊張が増してきました。
■ 今日のポイント
- カーブ中のブレーキや障害物回避は慣れが必要
- 確認・合図・目視の流れを自然にできるよう体に覚え込ませる
- 事故パターンは知っておくと意識が変わる
■ 自分で気づいたこと
- イレギュラーな出来事に弱い。焦らず冷静さを持ちたい
- 指示とコースと確認が重なると混乱する
- 卒検が現実になってきている、そろそろ気合いを入れ直したい
■ 教習所9日目・まとめ
- カーブ走行、障害物回避などの実戦的練習
- 確認・合図の流れを繰り返し学ぶ
- 事故の事例を知り、バイク特有の危険を実感
- 卒検に向けて、コース記憶が新たな課題に
ここからの教習は「どこで減速して、どこで合図して、どこで確認するか」を完全に自分で判断していく段階。
バイクを“操る”だけでなく、状況を読む力も問われていく。
そんなことをしみじみ感じた9日目でした。
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