教習所日記 #7|腰痛と挫折と、小さな勝利
ついに教習も7日目。
今日はまさかの2コマ連続で乗車することに。
本当は1時間だけのつもりが、ある出来事がキッカケで「これは感覚を掴むまで帰れない」と、キャンセル待ちで無理やりもう1時間、乗りました。
■ クランクでやらかす
午前中の教習で、クランク2連続転倒という屈辱を味わいました。
特に2回目は、「倒すまい」と力任せにバイクを支えようとして腰を痛めるという追い打ちまで。
…正直、心も身体もかなりきつかったです。
そこに指導員の方からありがたいアドバイス:
「クランクのカーブはクラッチを切って、ちょっとだけ速度を上げてあげると安定しますよ」
「あと、行きたい方向を見ることがいちばん大切です」
目線の話は何度も聞いてるけど、今日やっと「そういうことか!」と体で理解できた気がしました。
■ 嘘のように、うまくいく
再度クランクに挑戦。
今度は、アドバイス通りに「ちょっと速度上げる」「視線は出口に向ける」を意識。
するとどうでしょう——あれだけ苦労していたクランクが嘘のようにスムーズに。
気づいたら、ライン取りもバッチリで、低速バランスも安定。
そのとき、心の中で小さくガッツポーズ。
「掴んだ…!」って、確かに思えました。
■ それでも完璧ではない
しかし、坂道発進では何度もエンスト。
おそらく後ろブレーキを離すタイミングが遅れているせいなんだろうけど、
こういう時ってイライラしますね。
「なんでできひんねん、自分…」
もうちょっとで口に出そうでした。
■ 一本橋とスラローム、今日は順調
それでも、一本橋とスラロームは好調。
特に一本橋は、最近スランプだったぶん、成功したときは嬉しさひとしお。
少しずつ少しずつ、技術と心のバランスが取れてきたような気がします。
■ みきわめ合格!第1段階クリア
午後の教習では、無事に第1段階の「みきわめ」に合格!
自分としてはまだまだ不安材料だらけですが、それでも一歩ずつ前に進んでいることに変わりはありません。
■ 今日のアドバイス
- クランクはクラッチを切って軽く速度を上げると安定する
- 視線は必ず「行きたい方向」に向ける
■ 自分で気づいたこと
- 「こけないように」って思うと、無理な力が入りすぎて逆にバランスを崩す
- 腰を痛めると、気持ちまで折れそうになる
- でも、うまくいったときの「体が覚えた感覚」は絶対に消えない
■ 教習所7日目・まとめ
- クランクで2回転倒し、腰を痛める
- 指導員のアドバイスで目からウロコ
- クランクの感覚を掴むまでキャンセル待ちで追加教習
- 坂道発進に苦戦、エンストを連発
- 一本橋・スラロームは成功
- みきわめ合格で第1段階を終了!
たぶん、今日の転倒とその後の成功は忘れられないと思う。
苦い思い出の中に、ちゃんと「気づき」があったから。
次は、第2段階。
いよいよ教習も後半戦です。
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