【京都御朱印|南区⑨】倉掛神社の静かな境内と美しい春日造本殿

倉掛神社御朱印

【南区の静かな鎮守】倉掛神社の御朱印と春日造の本殿

京都市南区の住宅地にひっそりと佇む「倉掛神社」に参拝してきました。

この倉掛神社は、以前ご紹介した木下神社嚴島神社菱妻神社と同様に、常時無人の神社です。そのため、御朱印は近隣の向日市にある「向日神社」で頂く形になります。距離は約2km、スクーターなら10分もかかりません。

南区で御朱印を頂くのは久しぶり。実はこの倉掛神社、ずっと気になっていたものの、参拝が後回しになっていました。というのも、御朱印は「向日神社」で授かるのですが、以前に向日神社の御朱印をGoogleで画像検索してみたところ、ちょっと気になる仕上がりのものがいくつか見つかってしまって…。
もちろん御朱印に「きれい・きれいじゃない」で優劣はないとは思っていますが、どうしても気になってしまって躊躇していたのです。
もしご興味があれば、「向日神社 御朱印」などで検索してみてください。なんとなく、わたしの気持ちが分かってもらえるんじゃないかと思っています。

でも、そんなふうに迷っていると、いつまでも前に進めませんよね。思い切って参拝してみることにしました。

御朱印

いただいた御朱印はこちらです。丁寧に書いていただいた美しい御朱印でした。

倉掛神社御朱印

…ですが、写真はイマイチ。最近はカメラの液晶でもピントが分からないくらい目が悪くなってきました。

倉掛神社の境内

こちらが「倉掛大明神」の社標と本殿です。

倉掛大明神

倉掛神社本殿

倉掛神社について

倉掛神社の創建や由緒については詳しくは分かっていませんが、「倉掛神」を祀る社として、近世以降は東土川村の鎮守として親しまれてきました。

本殿は一間社春日造・こけら葺で、現在は覆屋の中に南面して建っています。棟札によると寛文6年(1666年)に建てられたことが分かっており、京都市内にある春日造本殿としては珍しく、装飾が豊かで、当時の意匠がよく残されています。

保存状態も良く、昭和60年(1985年)には京都市指定有形文化財に指定されました。拝殿や末社、小祠などもあり、周囲の樹木とともに「鎮守の森」の景観を今に残しています。

…といっても、正直なところ現地は少し荒れた印象もありました。

倉掛神社本殿裏側

アクセス情報

名称倉掛神社
住所〒601-8204 京都市南区久世東土川町30
電話番号不明
最寄り駅JR「向日町駅」より徒歩約19分
阪急「東向日駅」より徒歩約23分
バス市バス「久東土川」下車、徒歩約4分
駐車場なし
拝観料無料

※御朱印は「向日神社」にて授与されています。現地では授かれませんのでご注意ください。

関連記事|向日神社の御朱印

今回いただいた御朱印は、向日神社にて授与されました。
向日神社の御朱印や境内の様子については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

地図

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