※この記事は過去の体験をもとにしていますが、2025年現在も同様の情報流出や不正アクセスが続いています。この記事を通して、今一度ご自身のアカウント管理を見直すきっかけにしていただければ幸いです。
Amazonにログインできない!? パスワードが通らず混乱
ある日、Amazonにログインしようとしたところ、突然「パスワードが違います」と表示されました。
「あれ?Caps Lockでも押したか?」
そう思って確認してもオフのまま。念のため打ち直しても、また「違います」の表示。
「キーボードが壊れたのか?」と不安になり、別のPCでも試しましたが、結果は同じ。
老いのせいか?それとも…ネットニュースに震える
最近、物忘れも増えてきたこともあり、「記憶違いかも?」と自分を疑っていたとき、目に入ったのがこのニュース。
2億件の日本人メールアドレスか 闇サイトで販売(NHK NEWS WEB)
日本人のものと見られる、延べ2億件のメールアドレスとパスワードが闇サイトで販売されていたことがわかりました。過去に漏えいしたデータを集めたものと見られ、調査に当たったセキュリティー企業は、日本を狙ったサイバー攻撃のきっかけになるおそれがあるとして注意を呼びかけています。
「えっ……もしかして自分のアカウントも?」
パスワード再設定、まさかのクレカ質問に動揺
すぐにAmazonでパスワード再設定を開始。ところが途中で「最近解約したクレジットカードの有効期限」を求められて焦りました。
「それもう捨てたやつや!Amazonカードあるんやから、そっち聞いてよ!」
仕方なく一旦中断し、もう一度手続きを始めると、今度はすんなり再設定が完了。
「……なぜ?誰かに変えられていたわけでもなく、ただ自分が忘れていただけ?」
不正アクセスよりも、自分の記憶力が心配になってきた瞬間でした。
対策としてやったこと
- パスワードをより強固に(長さ・記号・大文字小文字を混在)
- Amazonアカウントに2段階認証を導入
いま一度、あなたのセキュリティを見直してみては?
今回の件は「たまたま気づけた」からよかったものの、気づかないまま放置していたら、誰かにアカウントを乗っ取られていたかもしれません。
2億件もの流出が確認されている以上、「自分は大丈夫」と思い込むのは危険です。
パスワードを再設定したのは自分だったのか、それとも誰かが?――いまだに確証はありませんが、「やっておいてよかった対策」だけは確かです。
あなたのアカウント、本当に大丈夫ですか?
ぜひこの機会に、一度チェックしてみてください。
最後に…フィッシング詐欺にもご注意を
以前、「あなたのアカウントが凍結されています」というメールタイトルを見た瞬間、脊髄反射でリンクをクリックしそうになったことがありました。
今思えば冷静になれたからよかったですが、あのとき本当に危なかった。
最近はAIを使ってきれいな日本語で構成された詐欺メールも増えており、昔のように「文面が怪しいから偽物」と簡単に見抜けないケースが増えています。
まず深呼吸。 メールが届いたら、慌てずに送信元のアドレスや内容を確認してからクリックするか判断しましょう。
焦ったときこそ、相手の思うツボ。
一呼吸おいて、「それ、本物か?」と疑う習慣が何よりの防御になります。
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