【京都・西山】善峯寺の御朱印と四季の風景|遊龍の松と絶景、なぜか何度も訪れた山寺
※この記事は、2015年春と2019年秋に訪れた善峯寺の記録を、2025年に加筆・再構成したものです。
正直、自分でも理由はよく分からないのですが──私はこの善峯寺に、もう何度も足を運んでいます。
桜が終わっていても、紅葉が色づく前でも、不思議とまた来たくなる。そんな魅力を持ったお寺です。
今回は、春と秋に訪れた2回の記録をまとめてご紹介します。御朱印、天然記念物「遊龍の松」、京都市内を一望できる絶景──。きっと、あなたもこのお寺の空気に触れたくなるはずです。
善峯寺とは?
京都市西京区大原野に位置する「善峯寺(よしみねでら)」は、西国三十三所第二十番札所。長元2年(1029年)に源算上人が開山したとされる古刹です。
天然記念物の「遊龍の松」、阿弥陀堂、幸福地蔵、そして市内を見渡せる展望──京都の中でも特に静けさを感じることができる山寺です。
2015年 春の善峯寺を訪れて
桜は…終わってました。
この日は天気予報では雨。でも、なんとか持ちそうだったので「桜が少しでも残ってたらええな」と思いながら善峯寺へ。
残念ながら、桜はもうほぼ終わり。あと一週間早ければ…と思う景色があちこちに。
ただ、それでも「この静けさを歩けてよかった」と思えるひとときでした。
遊龍の松と展望
もちろん、善峯寺の名物「遊龍の松」も健在。
全長37メートル、地を這うように伸びるその姿は、まさに龍のよう。天然記念物に指定されています。
展望スポットからは、京都市街を一望。天気が良ければもっと遠くまで見えたのですが、日本電産(現ニデック)の建物がしっかり見えるほどの眺望でした。
ゆっくり歩いて、40分ほど。桜は外してしまったけど、それでもまた来たいなと思った記憶が残っています。
2019年 秋の再訪|御朱印と紅葉
御朱印と参拝
春の記憶が消えず、また善峯寺に向かいました。今度は秋──御朱印もいただこうと決めての再訪です。
御朱印には「大悲殿」の文字。凛とした筆致に、また背筋が伸びます。
紅葉と再びの遊龍の松
この時期は紅葉が少しずつ始まっていた頃。色づきはまだ浅めでしたが、それがまた静けさを引き立てていました。
阿弥陀堂と幸福地蔵もめぐる
阿弥陀堂へ続く道は私のお気に入りです。この日は運動も兼ねて、二往復してしまいました。
そして、やさしい表情の「幸福地蔵」さまに手を合わせます。
最後に文殊寺宝館を見学し、暮れかけた空を見上げながら帰路につきました。
善峯寺のアクセス・拝観情報
名称 | 善峯寺 |
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住所 | 〒610-1133 京都市西京区大原野小塩町1372 |
電話番号 | 075-331-0020 |
交通 | 阪急バス66系統「善峯寺」下車すぐ(※本数が少ないため、事前に時刻表の確認を) |
駐車場 | あり(有料500円) |
拝観料 | 大人500円、高校生300円、小中学生200円 |
公式サイト | http://www.yoshiminedera.com/index.html |
まとめ:善峯寺は何度も訪れたくなる山寺
- 静かな空気に癒されたい人
- 御朱印巡り・西国三十三所を巡っている人
- 春の桜、秋の紅葉など、四季の風景を楽しみたい人
- なぜか分からないけど、また行きたくなる…そんな気持ちに出会いたい人
善峯寺は、きっとまた来たくなる。そんな場所でした。
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