【御朱印】お酒の神様・松尾大社を訪ねて──鯉と亀の伝説と紅葉の境内
京都・嵐山のほど近く、阪急「松尾大社」駅から徒歩すぐの場所にある松尾大社。
全国の酒造家から厚く信仰されるこの神社は、お酒の神様として知られ、境内には酒樽や「服酒守」などお酒にまつわる文化が息づいています。
今回は実際に訪問していただいた御朱印や紅葉、見どころを、写真と共にご紹介します。
松尾大社とは?
お酒の神様としての信仰
松尾大社は醸造の祖神として知られ、酒造関係者の信仰が厚い神社です。全国から奉納された酒樽が並びます。
鯉と亀の伝説
太古、大神様が保津川を遡られる際、急流は鯉、穏やかな流れは亀の背に乗って進まれたという伝説があります。
境内の見どころと御朱印
鳥居と楼門
大きな鳥居をくぐると荘厳な楼門が迎えてくれます。秋には周囲が紅葉に彩られ、美しい景色が広がります。


手水舎と亀の口
手水舎からは神の使いである亀の口から水が流れ出ており、独特の趣があります。

子年の大絵馬と本殿
早くも掲げられていた干支の大絵馬。そして本殿で手を合わせてお参りをしました。



御朱印と服酒守(ふくしゅまもり)
お参り後に御朱印をいただきました。今回は「服酒守(ふくしゅまもり)」という珍しいお守りも授かりました。健康に楽しくお酒を嗜めるよう祈願されたありがたい守り札です。

境内にある鯉と亀
境内の池には鯉と亀が仲良く泳いでおり、訪れる人々の癒しとなっています。


奉納された酒樽と相生の松
酒造家から奉納された酒樽がずらりと並ぶ様子は圧巻です。恋愛成就で有名な「相生の松」も忘れずにチェック。


紅葉と苔むす灯籠
紅葉シーズンの松尾大社は、朱色と緑のコントラストが非常に美しく、静かな感動を味わえます。灯籠の苔も「わび・さび」を感じさせてくれます。



今月のことば「雨露霜雪」
「雨露霜雪」とは、自然の変化や人生の困難を表す言葉。松尾大社を後にして、自分の暮らしにもこの言葉を重ね、しみじみと感じることができました。

アクセス・基本情報
名称 | 松尾大社 |
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住所 | 〒616-0024 京都市西京区嵐山宮町3 |
電話番号 | 075-871-5016 |
交通 | 阪急電車「松尾大社」駅より徒歩3分、市バス「松尾大社前」バス停より徒歩3分 |
駐車場 | 有り(1時間程度なら無料) |
拝観料 | 無料(有料エリアあり) |
公式サイト | http://www.matsunoo.or.jp/ |
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