訓練通り鳴かずに刺された盲導犬|今でも許せないあの事件
全盲男性が連れた盲導犬が電車内か駅周辺で何者かに刺され、ケガをしていたことが判明。
犬は訓練によって鳴き声を上げず、痛みを我慢していたとみられる。
県警は器物損壊容疑で捜査中。
(出典:スポーツニッポン 2014年8月28日配信)
(※この記事は2014年公開の記事に、2025年に加筆・修正を行いました)
埼玉県で盲導犬が刺されるという、とても悲しい事件が報じられていました。
訓練通り、痛みをこらえて鳴かなかったという盲導犬――。
その健気さに、胸が締めつけられる思いです。
調べると、盲導犬に対するこうした暴力行為は、過去にも何件か起きているとのこと。
人の役に立つために生きているような存在が、なぜこんな仕打ちを受けなければならないのか、怒りとやるせなさがこみ上げてきます。
正直、僕自身の人間としての器の小ささもあって、
「早く捕まってくれ」「同じ痛みを味わってみろ」とさえ思ってしまいました。
もちろん暴力を肯定するわけではないけれど、
それほどまでに理不尽で、許しがたい出来事だと思っています。
犯人が一日でも早く見つかり、再発防止につながることを願うばかりです。
この記事が、盲導犬という存在の大切さや、私たちが守るべきものについて考えるきっかけになればと思います。
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