熊野神社の御朱印|八咫烏と八つ橋発祥の地(京都十六社朱印めぐり⑨)

熊野神社御朱印

熊野神社|八咫烏と八つ橋のルーツを訪ねて(京都十六社朱印めぐり⑨)

京都十六社朱印めぐりも、いよいよ後半戦。今回は自転車での移動です。

自宅からのんびりペダルをこぎ、およそ40分ほどで「熊野神社」に到着しました。場所は、東大路通と丸太町通の交差点付近。すぐそばに大通りが走っているので、車の往来も多く、正直に言えば少々うるさめです。

参拝者は少なめで、社務所で御朱印をいただけました。

境内の様子は比較的静かで落ち着いた雰囲気。地元の方が時おり立ち寄ってお参りする、そんな日常の中にある神社という印象です。

授与所には、サッカー日本代表にちなんだデザインのお守りや、八咫烏があしらわれた絵馬も並んでおり、サッカーファンにも人気があるようです。

熊野神社といえば、シンボルは八咫烏(やたがらす)。サッカー日本代表のエンブレムにも使われている、三本足の伝説のカラスです。最近ではすっかりワールドカップ常連となった日本代表。テレビやスタジアムであのエンブレムを見るたびに、この神社の存在を思い出す人も多いのではないでしょうか。

そしてもうひとつ、この熊野神社は「八つ橋発祥の地」でもあるそうです。京都土産の定番として知られる八つ橋、そのルーツがこの場所にあるというのは驚きです。

ちなみに、現在「おたべ」で知られる八つ橋のメーカーは京都市南区に本社を構えており、昭和創業ながら京都土産としての知名度は抜群です。南区びいきの私は、ついつい「おたべ」を選んでしまいます。
糖尿病のくせに――と、自分でもツッコミたくなりますが、あのニッキの香りとしっとり感には勝てません。

御朱印

なお、この日は次の目的地「岡﨑神社」へも自転車で向かいました。熊野神社に来るまでは、京都市内の北上にあたるため、ゆるやかな上り坂が続く地形に苦しみましたが、岡﨑神社へはそこから東へ向かうだけなので、坂道はほとんど気になりませんでした。

アクセス情報

名称熊野神社
住所〒606-8392 京都府京都市左京区聖護院山王町43
電話番号075-771-4054
交通京阪「神宮丸太町駅」徒歩7分
市バス31,65,93,201,202,203,204,206系統「熊野神社前」徒歩2分
駐車場無し
拝観料無料
公式サイト無し

関連リンク

※ 京都十六社の御朱印はすべてスタンプ形式です。
筆書きはありませんが、巡った証としてしっかり印が残ります。

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